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2/15(at 京都)「未来をつくるコミュニティデザインとソーシャルイノベーション」シンポジウムを開催します

NPO法人ミラツクと京都信用金庫は、2月15日に京信ホールにて「未来をつくるコミュニティデザインとソーシャルイノベーション」シンポジウムを開催します。

京都信用金庫では、2019年1月から各年代の職員計100名を対象とした「コミュニティデザイン100人研修」を開始しました。研修では、15箇所のコミュニティデザイン実践者にご協力いただくフィールドワークをはじめ、実践型のラボラトリーとして各参加職員が自らの関心と共にコミュニティデザインの要点を学び、知見とアイデアの交流に取り組んでいます。

「未来をつくるコミュニティデザインとソーシャルイノベーション」シンポジウムには、特別ゲストとして慶應義塾大学でキャンパス外の学びの場「三田の家」や慶應義塾大学アート・センターの運営に携わり、先駆的な実践に取り組み続ける熊倉敬聡(くまくらたかあき)さんにお越しいただき、社会イノベーションとセルフイノベーションについて講演と対談を通じてお話を伺います。

また、「コミュニティデザイン100人研修」のフィールドワークで赴いた地域イノベーションの実践者の方々を中心に7名のイノベーターをゲストにお迎えし、コミュニティデザインの実践について共に考えるパネルディスカッションを行います。後半は、コミュニティデザインの実践を前に進めるための全員参加型のワークショップを行います。

関西一円の様々な立場の皆様のご参加、お待ちしています。

主催:京都信用金庫、運営:NPO法人ミラツク

■日時:
2月15日 13:00-17:30

■会場:京都信用金庫 本店 京信ホール
〒600-8005 京都市下京区四条通柳馬場東入立売東町7番地
http://sasp.mapion.co.jp/b/kyoto_shinkin/info/k001/

■プログラム
13:00-14:45 基調講演 / 対談「未来をつくる社会と個人のイノベーション」
ゲスト:熊倉敬聡(くまくらたかあき)さん  ※ゲストプロフィールをご覧ください
コーディネーター:NPO法人ミラツク 代表理事 西村勇哉

15:00-16:00 パネルディスカッション「地域の未来をつくるコミュニティデザイン」
株式会社和える 西日本統括本部長 田房夏波さん
ふくやま病院 理事長 譜久山剛さん 
re:make 代表取締役 岡山栄子さん
株式会社めい 代表取締役 扇沢友樹さん
関西大学梅田キャンパスMe RISE 財前英司さん
神戸市役所 住宅都市局計画部計画課計画係長 秋田大介さん
尼崎engawa化計画 代表 藤本遼さん

コーディネーター:NPO法人ミラツク 代表理事 西村勇哉

16:00-17:30 ワークショップ「未来をつくる対話」
全員参加型でコミュニティデザインの実践を前に進めるためのワークショップを行います。

コーディネーター:NPO法人ミラツク 代表理事 西村勇哉

■定員 70名

■申し込み
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSedFbuV_vCeCHyrj2NLo8olYt22xPTg-XVs2Ex6vwgz9gXQdQ/viewform

■参加費 無料

■対象
・地域課題の解決や地域イノベーションに取り組み実践者、関心がある方
・コミュニティデザイン、地域づくりに取り組み実践者、関心のある方
・未来社会の実現、未来社会のデザインに取り組み実践者、関心がある方

■ゲスト登壇者
熊倉敬聡(くまくらたかあき)さん
1959年生まれ。元慶應義塾大学理工学部教授(〜2013年)、元京都造形芸術大学芸術学部アートプロデュース学科ならびに大学院芸術文化研究専攻教授(2013年〜2016年)。

1990 年代から 2000 年代にかけて、主に現代芸術に関する研究を芸術学なら びに社会・現代思想の観点から行い、『インターコミュニケーション』や『美術手帖』など様々な媒体で評論活動を行う。また、慶應義塾大学アート・センターの運営に携わり、現代芸術に関する各種企画を行うとともに、土方巽アーカイブの立ち上げに関わる。それらの活動と並行して、自身創作活動も展開し国内外の美術館・アート・センターで、美術という制度あるいは社会システムをターゲットとした活動を展開する。

2000 年代は、慶應義塾大学教養研究センターを中心に、大学教育の改革作業に携わる。その延長線上で、大学を地域・社会へと開く新しい学び場・ 社交場「三田の家」を立ち上げ、7年間運営の中心を担う。また、瞑想などの 東洋的精神性を探究・実践し、著作や論文として発表する傍ら、教育現場でそ れらを活用した実験的授業・ワークショップ等を企画・実施する。2016 年、パートナーの熊倉(大久保)聖子ともに、「Ourslab.熊倉敬聡と聖子の実験=実践室」を立ち上げ、21 世紀的 Art of Living、「藝術 2.0」の研究・実践を行う 。NPO 法 人「ミラツク」「芸術家と子どもたち」「 Art & Society」理事。

主な著作に、『黒板とワイン――もう一つの学び場「三田の家」』(共編著、 慶應義塾大学出版会、2010 年)、『瞑想とギフトエコノミー:資本主義を乗り越える「脱執着」の知恵』(サンガ、 2014 年)、『汎瞑想:もう一つの生活、もう一つの文明へ』、(慶應義塾大学出版会、2012年)、『脱芸術/脱資本主義論』(2000 年、慶應義塾大学出版会)、『セルフ・エデュケーション時代』(共編著、 フィルムアート社、2001 年)などがある。2019 年春、春秋社から『藝術 2.0』を刊行予定。

■進行・コーディネート
◯西村 勇哉(にしむら ゆうや)
NPO法人ミラツク 代表理事
http://emerging-future.org/

1981年大阪府池田市生まれ。大阪大学大学院にて人間科学(Human Science)の修士を取得。人材開発ベンチャー企業、公益財団法人日本生産性本部を経て、2008年より開始したダイアログBARの活動を前身に、2011年にNPO法人ミラツクを設立。
Emerging Future we already have(既に在る未来を実現する)をテーマに、起業家、企業、NPO、行政、大学など異なる立場の人たちが加わる、全国横断型のセクターを超えたソーシャルイノベーションプラットフォームの構築。未来潮流の探索、未来起点による大手企業の新規事業開発の支援、地域のコミュニティデザインに取り組む。

共著「クリエイティブ・コミュニティ・デザイン」(フィルムアート社)
国立研究開発法人理化学研究所未来戦略室 イノベーションデザイナー、慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科 非常勤講師、大阪大学COデザインセンター 非常勤講師、関西大学総合情報学部 特任准教授