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5/25 at 東京「「オルタナティブな未来」リサーチ&メディアラボプロジェクト」キックオフシンポジウム

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2019年5月~2020年3月にかけて、SHIBAURA HOUSEとオランダ王国大使館が4年間共同で取り組む「nl/minato(エヌエル・ミナト)」プロジェクトの一環として、「オルタナティブな未来」をテーマにした、リサーチ&メディアプロジェクトを行います。

そのキックオフとして5/25(土)13:00-18:00に、5名のゲストによるゲストトーク(基調講演、実践者トーク)や未来社会デザインワークショップ、を含めた会を開催します。

ミラツクでは、経済ニュース媒体やマスメディアのメインストリームで扱われる情報ではなく、新たに現れている実践の現場にある未来の潮流をフィールドワークやインタビューによって収集し、分析、集約を通じて起こりつつある未来を見つける、調査プロジェクトを数多く手がけてきました。今回、SHIBAURA HOUSEとオランダ王国大使館と共に取り組むのは、フィールドワークを主体とした調査分析の方法論を用いながら、調査からさらに一歩踏み込んで、未来のメディアをつくるプロセスを共に行う10ヶ月間のプロジェクトです。

プロジェクトは、「オルタナティブな未来」を全体テーマに、高齢化社会の先にある未来や暮らし方の多様性の未来、資源が循環する社会の未来、消費ではなく創造を軸とした社会の未来、デジタル技術による信用基盤に支えられた自律型社会の未来、などをサブテーマに持ち、関心領域と合わせながら、方法論のレクチャーやメンタリングを行うゼミのような月に一回程度の定期セッションと、フィールドワークや取材を行う期間の組み合わせを通じて調査、分析、取材を行なっていきます。

プロジェクト期間中は、ミラツクのネットワークを活かした現場フィールドワークと未来学の知見を集約した情報ツール、オランダ大使館の協力による海外の実践者の取り組みなど、様々な情報ソースを用いながら、「オルタナティブな未来」についての解像度を高めていきます。
最終的なアウトプットは、SHIBAURA HOUSEと共に世の中に発信し、多くの人と結果を共有していきます。

オランダの取り組み例
https://amp.review/2018/12/02/amsterdam/

https://ogw-media.com/kaigo/cat_facility/555

この取り組みは、ミラツクがつくる新しい長期人材育成の試みでもあります。多くの方のご参加をお待ちしています!

主催・運営:SHIBAURA HOUSE、NPO法人ミラツク、共催:オランダ王国大使館

■日時:
5月25日 13:00-18:00 at 東京 / 芝浦

■会場:SHIBAURA HOUSE 5F
〒108-0023 東京都港区芝浦3-15-4
アクセスMAP:http://www.shibaurahouse.jp/about/access_contact

■プログラム
○13:00-13:15 
イントロダクション、チェックイン

○13:15-14:30 基調講演、対談
土谷貞雄さん
(株式会社貞雄 代表/HOUSE VISION 企画担当、建築家/暮らし研究家/ウェブコミュニケーションコンサルタント/コラムニスト)
暮らしの未来を、建築家、暮らし研究家として探求し、HOUSEVISIONでは多数の建築家たちとの連携から未来の家のプロトタイプを建築、展示、することで未来の暮らしの可能性を提示してきた土谷貞雄さんにお越しいただき、オルタナティブな未来の探求についてこれまでの取り組みも含めてお話いただきます。

○14:30-16:30 未来社会デザインワークショップ
未来学の知見を集約した560枚の未来予測カード(5月にバージョンを上げて161枚が新たに追加されました)を用いながら、望ましい未来・望ましくない未来とそれらが連なることで生まれる2050年の未来に向けた未来シナリオ・ロードマップをつくるワークショップを通じて、未来の可能性を可視化しながら共有し、理解を深めていきます。

○16:30-17:30 実践者トーク
3名のゲストによる、「オルタナティブな未来」の可能性についてショートプレゼンテーションでお話いただきます。プロジェクトで扱う「オルタナティブな未来」についてイメージをつけていただくと共に、実際に実践の現場にいるイノベーターが持つ未来構想を3つの分野についてお話を伺って行きます。

・塩浦政也さん (SCAPE 代表 / 元日建設計NAD室長)
・杉下智彦さん (東京女子医科大学国際環境・熱帯医学講座(教授/講座主任))
・小澤いぶきさん (NPO法人 PIECES代表理事/児童精神科医)

○17:30-18:00 ラップアップ・今後の展開
2018年に東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科の有志学生6名とミラツクで取り組んだ、コミュニティデザインの知見創出プロジェクトの様子を通じて、調査プロジェクトの様子、フィールドワークやインタビューの技法の習得などについてイメージをつけてもらうと共に、地域のコミュニティデザインの現場から見た未来の可能性についてお話いただきます。また、今後のプロジェクトの展開について、ミラツク代表理事の西村からお話させていただきます。

・加賀谷果歩さん 東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科(3年生)

■定員 30名

■申し込み
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSczh_4ebreIUhgMIy4Mo2ioHi73eIT68l5LsKiUXL-NsFeY2w/viewform

■参加費 無料

■リサーチ&メディアラボプロジェクトについて
リサーチ&メディアラボプロジェクトは、10ヶ月間(2019年5月〜2020年3月)まで取り組む、長期インターンシップ型の取り組みです。週に2~3時間程度を自由な時間と場所で使っていただくボリューム感で、ミラツクが現場の実践者のインタビューなどから未来潮流を見出す技法を伝えながら、実際に実践を通じて方法論を習得し、また、得られた未来潮流を元にさらに一歩踏み込んだ取材やメディア化に取り組みます。

ミラツクは、これまで、経済産業省との「100年ライフプロジェクト」や富士通デザインとの「地域発の未来のワークスタイルプロジェクト」など大小様々な未来潮流を掴むリサーチプロジェクトを行なって来ました。
また、企業からの部分出向プログラムとして、NTTドコモ、オムロン、manma、三井不動産、文祥堂からの出向者と共に、週6~8時間の時間枠の中で知見創出を行うリサーチプロジェクトの運営をして来た他、東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科と共に学生主体で知見創出を行うリサーチプロジェクトの運営を行うなど、兼務や兼業メンバーを中心としたリサーチプロジェクトを運営し、人材育成と新たな知見創出を両立するプログラムを実施して来ました。

今回のリサーチ&メディアラボプロジェクトでは、15名程度の枠を設けて取り組む、人材育成と知見創出を軸としたプログラムです。プロジェクトへの参画は選考によってチームの多様性やプロジェクトへの適性を検討した上で、最大15名程度のチームを形成し、ミラツクのメンバーのメンタリングと共に運営します(人数重視ではないため、メンバー重視でチームを形成します)。

プロジェクトへの参加希望の方は、申し込みフォームに記載される際に、参加希望の旨をチェックしてください。詳しい連絡、選考を行います。

■ゲスト登壇者プロフィール
○塩浦政也(しおうら まさや)さん
SCAPE 代表 / 元株式会社日建設計 NAD室長
早稲田大学理工学部大学院修了後、「株式会社日建設計」に入社。東京スカイツリータウンなどの設計業務に携わった後、2013年に「アクティビティ(=空間における人々の活動)が社会を切り拓く」というコンセプトを掲げた領域横断型デザインチーム「NAD」を立ち上げる。近作は羽田クロノゲート、仙川キユーポート、ポピンズナーサリースクール、東京インターナショナルスクール、ほか多数。

○杉下智彦(すぎした ともひこ)さん
東京女子医科大学国際環境・熱帯医学講座(教授/講座主任)
1990年、東北大学医学部を卒業。1995年から約3年間、青年海外協力隊に参加し、「マラウイ共和国」の国立病院の外科医長として活動。2001年よりタンザニア共和国モロゴロ州保健行政強化プロジェクトのチーフ・アドバイザーとして約4年間活動。2009年よりケニア国ニャンザ州保健マネジメント強化プロジェクトのチーフ・アドバイザー。2011年よりケニア国公衆衛生省アドバイザーを兼任。専門は保健システム学、医療人類学、呪いの研究など。

○小澤いぶき(おざわ いぶき)さん
NPO法人 PIECES代表理事/児童精神科医
東京大学先端科学技術研究センター特任研究員。どんな環境に生まれた子どもたちも権利と尊厳をもって生きていくことのできる社会をめざし、子どもの育ちを支える有機的な生態系づくりを行っている。Pe’Canvas(生きる力を文化、芸術を通して学ぶ親子の教育プログラムを実施)立ち上げ及び運営にも携わるほか、子どもも大人も立場を問わず「1人の人としての幸せ」を考える「asobi 基地」副代表としても活動。

■進行
◯西村 勇哉(にしむら ゆうや)
NPO法人ミラツク 代表理事
http://emerging-future.org/

1981年大阪府池田市生まれ。大阪大学大学院にて人間科学(Human Science)の修士を取得。人材開発ベンチャー企業、公益財団法人日本生産性本部を経て、2008年より開始したダイアログBARの活動を前身に、2011年にNPO法人ミラツクを設立。
Emerging Future we already have(既に在る未来を実現する)をテーマに、起業家、企業、NPO、行政、大学など異なる立場の人たちが加わる、全国横断型のセクターを超えたソーシャルイノベーションプラットフォームの構築。未来潮流の探索、未来起点による大手企業の新規事業開発の支援、地域のコミュニティデザインに取り組む。

共著「クリエイティブ・コミュニティ・デザイン」(フィルムアート社)
国立研究開発法人理化学研究所未来戦略室 イノベーションデザイナー、京都精華大学 非常勤講師、大阪大学COデザインセンター 非常勤講師、関西大学総合情報学部 特任准教授