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10/21 at 東京(日本橋)第二回「地域と企業が協働するヘルスケア事業の創出」を開催します

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山形県上山市とNPO法人ミラツクは、10/21に東京都内(日本橋/デンソー東京支社)にて第二回「地域と企業が協働するヘルスケア事業の創出」シンポジウムを開催します。

山形県上山市は、全国に先駆けて行政と民間観光事業者が協働し、観光まちづくりの観点から健康増進型観光ヘルスツーリズムに9年来取り組んできました。取り組みは、ドイツの”クアオルト”の考え方を取り入れた気候性地形療法による医学的根拠に基づくなウォーキングコースの開発、厚労省宿泊型新保健指導(スマート・ライフ・ステイ)事業による社員の健康度を高める健康経営型健康増進の実証実験、摂取カロリーなどに配慮した料理人と一体となった食事メニューの開発など、行政、観光事業者、医療関係者による異業種連携によるものを中心に多岐にわたります。

2015年度に、外部機関の協力も得ながら、これまでの取り組みを振り返り、さらなる展開に向けた調査・振り返りを行いました。その結果を踏まえ、上山市では2016年度より、都内の企業、事業者と連携した「リビングラボ型ヘルスケア事業の開発とヘルスツーリズムの開発」など新たな産業振興に取り組みます。

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今回、上山市をフィールドにしたヘルスケアビジネスの創出に向けて、上山市と協働する企業のネットワーク構築に向け、東京/日本橋にあるデンソー東京支社においてシンポジウムを開催します。

10/21には上山市副市長の塚田氏にもお越しいただき、上山市との協働の可能性をご紹介する他、基調講演にはアクアイグニス社の立花社長に「新たなヘルスケア産業と観光ー100万人が訪れる食と癒しのリゾート「アクアイグニス」の取組ー」をテーマにアクアイグニスの様々な取り組みのお話をお伺いします。また、パネルディスカッションでは、さらに地域と協働するヘルスケアビジネスの将来性、地域と協働した実験的な取り組みの可能性を見出し、後半のワークショップでは、参加される方々の自社リソースを活用したヘルスケア事業のアイデアを生み出すことに取り組みます。

シンポジウムで多くの皆様とお会いし、共にアイデアを生み出せることを楽しみにしています。

主催:山形県上山市、企画運営:NPO法人ミラツク

「シンポジウム後の取り組みについて」
本シンポジウムは、上山市との協働によるリビングラボ型事業開発の実現に向けたキックオフとして開催し、シンポジウム後は、東京と上山で開催される全3回の事業アイデア創出ワークショップと、上山市で地域の事業者、行政、まちづくり実践者たちと実験的な取り組みを企画する全2回のプロジェクト創発ワークショップの前後半の二部構成で12月〜3月の約4ヶ月間に渡って集中的に取り組み、上山での新たな実験的取り組みを生み出していきます。

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◯概要
■日時
第2回 10月21日(金) 13:00-17:30(※12:45開場)

■会場
開催場所:株式会社デンソー東京支社「集」
会場住所:〒103-6015 東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー15階
(地下鉄「日本橋駅」より直結)

■参加費 無料

■申込 
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe7mwem9j39ZI4FKCe_4QrJIVny0IxOt7BFioezER3MR1Uehw/viewform

■定員 50名

■対象
・新規ヘルスケア事業開発に取り組む企業人、行政、NPO
・ヘルスツーリズムの開発に関心を持つ企業人、行政、NPO、地域実践者
・その他、デザイナー、建築家、メディア関係者、大学関係者、など

◯シンポジウムの内容:
■13:30-14:10 基調講演 「新たなヘルスケア産業と観光ー100万人が訪れる食と癒しのリゾート「アクアイグニス」の取組ー」
立花 哲也氏(株式会社アクアイグニス 代表取締役)

■14:10-15:00 パネルディスカッション 「企業と地域が協働するヘルスケア産業の振興の可能性と実現に向けて」
・立花 哲也氏(株式会社アクアイグニス 代表取締役)
・塚田 哲也氏(上山市 副市長)
・保科 佑樹氏(経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課 係長)
・島村 実希氏(NPO法人ミラツク 執行役員(ヘルスケア領域担当))
・and more

■15:00-17:30 事業アイデア創出ワークショップ
「新たなヘルスケア事業の開発に向けたアイデア創出」
事業アイデア創出のためのワークショッププログラムを通じて、参加各社のリソースを活かしたヘルスケアビジネスのアイデアを複数生み出します。また、上山市の状況を基盤としたアイデアを生み出すことで、11月以降の上山市を現場としたリビングラボの取り組みへのつながりを生み出していきます。

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(ワークショップの様子)

進行:NPO法人ミラツク 代表理事 西村勇哉

◯リビングラボWSのスケジュール
9/26、10/21 キックオフシンポジウム
11/30 アイデア創出ワークショップ at 東京/表参道(事業構想大学院大学)
12/15 現地フィールドワーク、現地事業者とのディスカッション、現地ヒアリング at 上山市
1/11 アイデア集約ワークショップ at 東京/表参道(事業構想大学院大学)

◯ゲストプロフィール
立花 哲也氏(株式会社アクアイグニス 代表取締役)
https://aquaignis.jp

1974年、三重県四日市で生まれる。高校卒業後、地元建設会社に2年勤め、20歳の時にコウドウ建設(現 株式会社kodo建設)を創業。2004年、片岡温泉を買収し不動産業、ビジネスホテルなどの運営を開始する。2012年、三重県の湯の山温泉に「AQUA×IGNIS(アクア×イグニス)」をオープン。パティシエの辻口博啓氏、イタリアンシェフの奥田政行氏と共同して手がけ、スイーツ店「コンフィチュールアッシュ」とベーカリー「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」、イタリア料理店「サーラビアンキ アルケッチァーノ」と和食店「奥田食堂」「露庵温味(ろあんあたたかみ)」、焼肉店「やくケッチァーノ」が出店され、「癒やし」と「食」をテーマにした複合温泉リゾートとして運営する。

◯ファシリテーター
西村 勇哉(NPO法人ミラツク 代表理事)
http://emerging-future.org/
1981 年大阪府池田市生まれ。大阪大学大学院にて人間科学の修士を取得。人材開発ベンチャー企業、公益財団法人日本生産性本部を経て、2011 年にNPO 法人ミラツクを設立。Emerging Future we already have (既に在る未来を実現する) をテーマに異なる立場の人たちが加わる、全国横断型のセクターを超えたソーシャル イノベーションプラットフォームの構築と企業内の新規事業開発、地域の産業振興のためのオープンイノベーションプラットフォームの構築に取り組む。