深海底に眠るエネルギーを発見し、生命の起源と持続可能な社会の可能性を探る。東京工業大学地球生命研究所教授・中村龍平さん【インタビューシリーズ「未知の未来が生まれる出会い」】 ミラツクが運営するメンバーシップ「ROOM」の特集シリーズ「未知の未来が生まれる出会い」。今回は、東京工業大学地球生命研究所の教授(理化学研究所と兼務)を務める科学者の中村龍平さん。中村さんは、地球が巨大な電池である可能性について仮説をたて、深海にある海底火山で電流が発生していることを実証し、そこに電気エネルギーを「食べる」微生物の生態系が存在することを突き止めました。将来的にエネルギー問題の解決につながる可能性を秘めた重要な研究は、どのように生まれ、またその発見によってどのような未来が開けるのか、お聞きしました。 ROOM 2021.04.12