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2021年挨拶

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2020年もミラツクは多くの方々に大変お世話になりました。
年初にあたり、職員向けに簡単な挨拶を行いました。

本年もよろしくお願いいたします。

NPO法人ミラツク 代表理事 西村勇哉

2021年挨拶

2020年は、歴史の教科書には世界的にはパンデミックの年として刻まれる1年になりました。

100年前の1920年は、1919年に第一次世界大戦が終わり、国際連盟が発足するなど新たな体制が始まった年であり、それまで世界中の4/5を占めていたヨーロッパ国家による体制が終わり始めた年でした。

そうした予兆と同時に、1920年という年は世界で初めての地球規模の大戦をようやく抜けたばかりの年で、納めようの見えなかったものが納まった中、その後やってくる、関東大震災も、普通選挙も、ラジオやテレビの普及も、そして第二次世界大戦も、まさか誰もその後より激しい変化に出会うとは思っていなかった年でもあったと思います。

どんなことでも抜けないことはなく、そして抜けきったと思ったら次がやってくる。
この繰り返しで歴史は刻まれてきました。

なので、2021年も、これまで続いてきたことが抜けるものもあれば、また次にやってくるものもある、そんな年だと思います。
2020年は、ミラツクにとって、いつも通りのスタート、そして一瞬の危機対応、その上での新たな展開、と流れの中でその流れに対して取る自然な動きを保てた一年でした。

流れに翻弄されるのでもなく、流れと共に捌き、自らも流れていく。
2021年も、そうした一年になればと考えています。

今年も、たくさんの“すでにある未来“と共に歩める一年になればと思います。
そのために必要な、整えるべきこと、取り組める機会、新たな挑戦に、変わらず取り組んでいく一年になれば。

本年もよろしくお願いします。