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5/28 at 東京・八重洲 『インフォーマル・パブリック・ライフ』出版記念シンポジウム 「人が惹きつけられる街のつくり方」

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2024年5月28日(火)に、ミラツク出版より世に送る新刊『インフォーマル・パブリック・ライフ(著者:飯田美樹)』の出版を記念し、「出版記念シンポジウム 「人が惹きつけられる街のつくり方」」を開催します。

前作『カフェから時代は創られる』から15年。
パリ、ディジョン、ヴェネチア、コペンハーゲン。著者が世界を旅して調査した心地よい街の実現方法。

世界の人々を惹きつける街にある共通のルールを見出す探究は、ご自身が暮らす中で感じた”居心地の悪さ””暮らしにくさ”から始まりました。

※書籍『インフォーマル・パブリック・ライフ(ミラツク出版)』の詳細は以下をご覧ください
https://amzn.asia/d/4GfqDMb

今回のシンポジウムでは、著者の飯田さん自身による解説講演の他、「暮らしやすい街を実現するコミュニティデザイン」と「暮らしやすい街という新たな資本の実現」という2つのテーマのパネルディスカッションに8名の登壇者をお招きした、スペシャルな1日を企画しました。
会場は、東京駅から直結の東京ミッドタウン八重洲にあるイベントスペース。その空間に、「暮らしやすい街」をテーマに集まる時間が生まれます。

ミラツク出版が英治出版と共にお届けする、まちづくりの実践者とまちの生活者それぞれの支えとなる一冊を持って、多くの方と出会い対話する時間を過ごせればと思います。
多くの方とお会いできることを楽しみにしています。

詳細・参加登録 → https://miratuku-ipl.peatix.com/view

主催:NPO法人ミラツク、協力:三井不動産株式会社

■日時と概要
2024年5月28日(火)13:30-18:00(13:00開場 / 交流会18:00-20:00)

■プログラム
13:30 開始、イントロダクション、書籍紹介
13:35 チェックイン
13:45 基調セッション
「世界の人が惹きつけられる街の仕組みとインフォーマルパブリックライフの7つのルール」
・飯田美樹さん(『インフォーマル・パブリック・ライフ(ミラツク出版)』著者)

コメンテーター (調整中)
モデレーター NPO法人ミラツク 代表理事 西村勇哉

15:00 ブレイク / 著者サイン会

15:20 パネルディスカッション
「暮らしやすい街を実現するコミュニティデザイン」
・東京都市大学 都市生活学部教授 坂倉杏介さん
・一般社団法人イノラボ・インターナショナル 共同代表 井上英之さん(「SSIR-J 発起人」)
・日置市長 永山由高さん
・リ・パブリック共同代表 市川文子さん

コメンテーター 飯田美樹さん
モデレーター NPO法人ミラツク 代表理事 西村勇哉

16:30 ブレイク / 著者サイン会

16:50 パネルディスカッション
「暮らしやすい街という新たな資本の実現」
・神戸アーバンピクニック代表 / 村上工務店代表取締役 村上豪英さん
・株式会社貞雄代表 土谷貞雄さん
・宇沢国際学館取締役 占部まりさん
・SIIF(社会変革推進財団) 川端元維さん

コメンテーター 飯田美樹さん
モデレーター NPO法人ミラツク 代表理事 西村勇哉

18:00 クロージング、交流会
総合コメント
株式会社エール取締役 篠田真貴子さん(「LISTEN」監訳者)

20:00 終了

■詳細・参加登録
詳細・参加登録は、以下のリンクをご覧ください。
https://miratuku-ipl.peatix.com/view

■参加費 (事前参加登録が必須です)
・一般参加(現地 / 交流会無し) 5,000円 ※書籍「インフォーマル・パブリック・ライフ」を一冊プレゼント
・一般参加(現地 / 交流会あり) 7,000円 ※書籍「インフォーマル・パブリック・ライフ」を一冊プレゼント
・ミラツクメンバーシップROOM参加者(現地 / 交流会無し) 3,000円 ※書籍「インフォーマル・パブリック・ライフ」を一冊プレゼント
・ミラツクメンバーシップROOM参加者(現地 / 交流会あり) 5,000円 ※書籍「インフォーマル・パブリック・ライフ」を一冊プレゼント
・一般参加(オンライン) 2,000円
・ミラツクメンバーシップROOM参加者(オンライン) 無料

※ミラツクメンバーシップROOMへの参加は、 https://miratuku-journal.org/membershipから行うことができます(所要時間、数十秒程度)。

■会場 
◯東京会場 東京ミッドタウン八重洲 POTLUCK YAESU
(東京都中央区八重洲2丁目2-1 東京ミッドタウン八重洲 5F https://www.potluck-yaesu.com/about/#access)

◯オンライン会場 ZOOMを使用します
(オンラインでの参加には、視聴のための通信環境が必要です。Zoom社の推奨システム要件は「こちら」から確認ください。)

◯講師プロフィール
◉飯田美樹さん
カフェ文化、パブリック・ライフ研究家
『インフォーマル・パブリック・ライフ(ミラツク出版)』著者
学生時代に環境問題に興味を持ち、社会はどうしたら変えられるかに関心を抱く。交換留学でパリ政治学院に行き、世界のエリートたちとの圧倒的な差を感じ、避難所としてのカフェに通う。その頃、パリのカフェは社会変革の発端の場であったと知り、研究開始。帰国後、大学院で研究をすすめ『カフェから時代は創られる』を出版。その後、郊外のニュータウンでの孤独な子育て経験から、インフォーマル・パブリック・ライフの重要性に気づき、研究開始。現在は「カフェ的サードプレイス」「世界レベルの語学・教養」「もっと気軽に本物を」の3つのコンセプトで活動中。リュミエール代表

◉井上英之さん
一般社団法人イノラボ・インターナショナル 共同代表
慶応義塾大学卒業後、ジョージワシントン大学大学院に進学。外資系コンサルティング会社を経て、2001年、NPO法人ETIC.に参画。日本初の、ソーシャルベンチャー向けプランコンテスト「STYLE」を開催するなど、若い社会起業家の育成・輩出に取り組む。2003年、社会起業むけ投資団体「ソーシャルベンチャー・パートナーズ(SVP)東京」を設立。2005年より、慶応大学SFCにて「社会起業論」などの、社会起業に関わる実務と理論を合わせた授業群を開発。「マイプロジェクト」と呼ばれるプロジェクト型の学びの手法は、全国の高校から社会人まで広がっている。2009年に世界経済フォーラム「Young Global Leader」に選出。近年は、マインドフルネスとソーシャルイノベーションを組み合わせたリーダーシップ開発に取り組む。近著論文に、「コレクティブインパクト実践論」(ダイヤモンド・ハーバード・ビジネスレビュー、2019年2月号)。

◉ 永山由高さん
日置市長
鹿児島県日置市在住。1983年生まれ。東市来中学校→鶴丸高校→九州大学法学部→日本政策投資銀行→鹿児島に戻って起業。2011年にコミュニティデザインのラボを創業し、10年間経営。2021年5月の日置市長選挙で当選し、日置市長に就任(現在1期目)。

◉ 坂倉杏介さん
東京都市大学 都市生活学部 教授
三田の家LLP 代表
1972年生まれ。1996年、慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。1996年〜2001年、凸版印刷株式会社。2003年9月慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構専任講師などを経て、2015年4月より東京都市大学都市生活学部准教授、2020年4月より同教授。専門はコミュニティマネジメント。多様な主体の相互作用によってつながりと活動が生まれる「協働プラットフォーム」という視点から、地域コミュニティの形成過程やワークショップの体験デザインを実践的に研究。「芝の家」や「ご近所イノベーション学校」の運営を通じて港区の地域づくりを進めるほか、様々な地域や組織のコミュニティ事業に携わる。

◉ 市川文子さん
リ・パブリック 共同代表
広島県出身。慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科修了(ヒューマン・コンピューター・インタラクション専攻)。その後フィンランドの通信メーカー、ノキア社に入社、約10年に渡りインサイト&イノベーション・チームのユーザーエクスペリエンス・エキスパートとして世界80カ国における生活者の実態調査の設計とディレクション、端末づくりを手がける。退社後、株式会社博報堂イノベーション・ラボを経て現職。豊富なリサーチの経験を元にイノベーションの生態系について研究と実践を手がける。金融危機以後の市民主導の再生を描いた「明るい未来の作り方」(ダイアモンド・オンライン)、監訳に「シリアル・イノベーター」など。

◉ 占部まりさん
内科医 / 宇沢国際学館 代表取締役
1965年、シカゴにて宇沢弘文の長女として生まれる。東京慈恵医科大卒。現在は地域医療に従事するかたわら、宇沢の「社会的共通資本」をより多くの人に知ってもらうための活動を行う。京都大学人と社会の未来研究院の社会的共通資本の未来寄付研究部門発起人。

◉ 村上豪英さん
神戸アーバンピクニック 代表 / 村上工務店代表 取締役
1972年兵庫県生まれ。1997年京都大学大学院生態学研究センターを修了後、シンクタンクに勤務。その後、株式会社村上工務店へ転職し、現在は代表取締役社長。2011年より神戸モトマチ大学を設立。2015年より都心の価値向上をめざした東遊園地の社会実験「アーバンピクニック」を事務局長として実施。上述の社会実験を契機として、2016年に設立した一般社団法人リバブルシティイニシアティブは、現在は東遊園地の拠点施設「URBAN PICNIC」を運営中。

◉ 土谷貞雄さん
株式会社貞雄 代表
1989年、日本大学大学院理工学研究科建築史専攻修士課程修了。ローマ大学への留学や住宅不動産系のコンサルティングを経て、2004年に「株式会社良品計画」のグループ会社に入社し、「無印良品の家」(現・株式会社MUJI HOUSE)の開発に従事。2008年に独立し、住宅系の商品開発やWEBコミュニケーションの支援を行う。無印良品のコミュニケーションサイト「くらしの良品研究所」や家のサイト「みんなで考える住まいのかたち」の企画・運営をはじめ、現代の暮らしについてアンケート調査やフィールドワーク、執筆活動などを行い、未来の暮らしのあり方を提案。また、住まいに関する研究会「HOUSE VISION」を企画・運営し、アジア8カ国で展覧会や調査を行ってきた。ベースを深圳に移し、中国での暮らし調査を本格的に始めていたが、コロナ禍により日本に帰国。現在は北海道のニセコを拠点に活動している。

◉ 川端元維さん
SIIF(社会変革推進財団)
大学卒業後、カナダのソーシャルベンチャーでインターンを経験。帰国後、自動車部品メーカーの法人営業として欧州・アジア市場等を担当。全寮制の中高一貫校に出向し国際キャリア教育に携わった後に転職、教育系企業での新規事業開発と米国NPOの日本担当を兼務。2015年に「人・組織・社会の変容デザイン事務所 innovate with」を設立。海外の財団や投資家と日本の社会起業家をつなぎ、インパクト戦略策定・実行支援・評価を行いつつ、日本各地で起業家精神を育むエコシステムづくりに携わる。2023年、世界の社会変革の知見を日本の現場につなぐために当財団インパクト・エコノミー・ラボに参画。イギリスの政治経済大学院でソーシャルビジネスとアントレプレナーシップの修士号取得。

◉ 篠田 真貴子
エール株式会社 取締役
慶應義塾大学経済学部卒、米ペンシルバニア大ウォートン校MBA、ジョンズ・ホプキンス大国際関係論修士。日本長期信用銀行、マッキンゼー、ノバルティス、ネスレを経て、2008年10月にほぼ日(旧・東京糸井重里事務所)に入社。同年 12 月から 2018 年 11 月まで同社取締役CFO。1年間のジョブレス期間を経てエール株式会社の取締役に就任。『LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる』『ALLIANCE アライアンス —— 人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用』監訳。

◯進行
西村 勇哉(にしむら ゆうや)
NPO法人ミラツク 代表理事 / 株式会社エッセンス代表取締役
http://emerging-future.org/
https://esse-sense.com/

1981年大阪府池田市生まれ。大阪大学大学院にて人間科学の修士を取得。人材開発ベンチャー企業、公益財団法人日本生産性本部を経て、2011年にNPO法人ミラツクを設立。セクター、職種、領域を超えたイノベーションプラットフォームの構築と、大手企業の新領域事業開発支援・研究開発プロジェクト立ち上げの支援、未来構想の設計、未来潮流の探索などに取り組む。2021年に株式会社エッセンスを設立。2021年9月に自然科学、社会科学、人文学を領域横断的に扱う先端研究者メディアesse-senseをリリース。知のアクセスを実現するKnowledge Tech企業として、知の情報化・資本家・民主化に取り組む。滋賀県大津市在住、3児の父。

大阪大学社会ソリューションイニシアティブ招聘教授、大阪大学人間科学研究科後期博士課程(人類学)在籍

※書籍『インフォーマル・パブリック・ライフ(ミラツク出版)』の詳細は以下をご覧ください
https://amzn.asia/d/4GfqDMb