「地球をなおすリーダーシップ」。私たちはどうやって“ワールドシフト”させればいいのか[ミラツクフォーラム2019] 一向に歯止めがかからない地球温暖化。2019年は、スウェーデンの環境活動家であるグレタ・トゥンベリさんのスピーチや行動がきっかけで、世界各国に早急な対策を求めるムーブメントが広がりました。SDGs(持続可能な開発目標)への関心も高まっています。地球をなおすには、どうすればいいのか。そのために、どんなリーダーシップが求められるのか。「地球環境をよくするためには、文明を転換させないといけない」。そんな言葉も飛び出した議論は、果たしてどこへ着地したのかーー。年末恒例の「ミラツク年次フォーラム」が2019年12月23日、東京・日比谷で開催されました。ここでは、第二会場で行われたセッション3「地球をなおすリーダーシップ」の模様をレポートします。 フォーラム 2020.07.26 イノベーションは“破壊”か、“想像”か。私たちの対角線上にある価値とはーー[ミラツクフォーラム2019] 仕事と生活、会社と個人、経済発展と個人の幸せ。私たちはいつも、そんな“間”で揺れ動いているように思えてなりません。どっちがいいのか、それとも共存可能なのか。共存できるなら、どんな術があるのか。こっちから、あっちへ。あっちから、こっちへ。対角線の引き方と、それによって生まれるイノベーションとは何なのか。デザイン、建築、ロボット、行政。各界で対角線上を自由に行き来する人たちの声に耳を傾けてみましょう。2019年12月23日、東京・日比谷で開催された年末恒例の「ミラツク年次フォーラム」。ここでは、「対角線上のイノベーション」をテーマに行われたセッションの内容を紹介します。 フォーラム 2020.07.26 意識的に変化を生み出していく時代。重要なのは思考の癖を外していくプロセス【ミラツク年次フォーラム2019】 ミラツク年次フォーラムではお馴染みの井上英之さんと大室悦賀さん、そしてミラツク西村による基調鼎談。身体性の重要性や物の意義、そしてトラウマとフローの話など、まさにセッションとセッションが響きあい、つながるようにして生まれた貴重なお話の数々。少々難解ながら、人間の本質に迫る内容となっています。基調セッションの記事と合わせてお読みいただくと、より理解が深まるかと思います。ぜひ合わせてご一読ください。 フォーラム 2020.07.26 「テクノロジーはここまで進んでいる」。キーマンたちが語る、今と決して遠くない未来のこと。【ミラツク年次フォーラム2019】 毎年12月23日に開催している「ミラツク年次フォーラム」。一般公開はせず、1年間ミラツクとご縁のあった方々に、感謝を込めてお集まりいただく招待制のフォーラムです。セッション3では、遠隔操作ロボット、オープンイノベーション、人工冬眠、人工生態系といった研究を進める4人が、「テクノロジーの先にある可能性」というテーマでセッションを行いました。テクノロジーと人智が世界をどう変えつつあり、そこにどのような思いがあるのか。そんなお話をお聞きしたら、近い未来や遠い未来の輪郭が見えてきました。モデレーターは「NPO法人ミラツク」代表の西村です。 フォーラム 2020.07.26 欲深さと、お金の流れと、未来。「新しい経済」をつくるために私たちが今考えていること。【ミラツク年次フォーラム2019】 毎年12月23日に開催している「ミラツク年次フォーラム」。一般公開はせず、1年間ミラツクとご縁のあった方々に、感謝を込めてお集まりいただく招待制のフォーラムです。セッション4では、「私たちは経済で何ができるのか」というテーマでセッションを行いました。話は意外にも「欲深さ」というキーワードから経済の話へと展開していきます。今、どのような視点で自らの仕事や社会、未来を見つめ直すべきなのか、ヒントにあふれたセッションとなりました。モデレーターは『NPO法人ミラツク』代表の西村です。 フォーラム 2020.07.26